図3:唾液分泌量の減少の原因について、体液量の減少によるものと唾液分泌能の低下によるものに分けて示した図
https://www.tyojyu.or.jp/kankoubutsu/gyoseki/shokuji-eiyo-kokucare/h31-5-3-7.html
図1:口腔乾燥症の広義での分類を表した図。大きくは唾液分泌の減少をきたすものと、きたさないものに分けられる。
ドライマウス(Dry mouth)とは、自覚的・他覚的な口(口腔)の乾燥症状であると理解され、類似した言葉に口腔乾燥症や口渇がある。ドライマウスには様々なタイプがあり大別すると、唾液分泌量が減少したタイプ、唾液分泌量は正常であるが口腔内の唾液量が減少したタイプ、口腔乾燥感を有するが唾液分泌量、口腔内の唾液量ともに正常なタイプがある。一般的に高齢者ほどドライマウス患者が増えるとされているが、その原因は老化のみではなく、多種多様である。ドライマウスの原因となる疾患や薬剤の服用が高齢者ほど多いことに起因すると思われる。このドライマウスは単なる口が渇く症状ではなく、その背景には様々な疾患が隠れていたり、高齢者のQOLを低下させる原因となっており、高齢者にとってその対応は大変重要である。
http://jaoscc.umin.jp/2018_4th_annualmeeting/img/file39.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsg1987/20/4/20_356/_pdf 唾液腺マッサージの実際
口腔乾燥とは
大きくは唾液分泌の減少をきたすものと、きたさないものに分けられる。
減少がないもの 口腔保湿力の低下(開口) 精神疾患や心因性 薬剤性
減少があるもの a唾液分泌機能低下 1唾液機能低下 2分泌刺激の障害
b 体液量低下(脱水)
●唾液腺マッサージを有効化する
a 唾液の持つ役割 自浄作用 緩衝作用 再石灰化作用 抗菌作用 消化作用 保湿作用
key word 目的 行う時期 効果を持続させる 最効率化
大唾液腺の口腔外マッサージ
*唾液腺マッサージに伴うリスク (嚥下誘発訓練)
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